私たちは、酢酸ビニル系、アクリル系を主体とした乳化重合技術をベースにさまざまな商品価値を提供しております。
その技術をベースに、異種ポリマーの複合化によるハイブリッド技術を確立してきました。
また、新たな設計技術として、特殊重合技術、粒子設計技術を取り入れ、新たな機能性を生み出すべく、用途展開を始めています。
更に、出来上がったエマルジョンを紛体にするパウダー化技術、既成のポリマーを溶融し機械的に乳化する分散・乳化技術といった加工技術にも力を入れております。
私たちジャパンコーティングレジンの技術フィールドで、より多くのお客様のニーズにお応えします。
複数の異なる樹脂を複合し、新たな機能を発現させる技術です。
例えば、ウレタン樹脂とアクリル樹脂のコアシェル樹脂エマルジョン等が挙げられます。
無機/有機(多孔質塗膜) |
コア/シェル・ウレタン/アクリル |
水溶性樹脂を保護コロイドに利用・PVA/アクリル |
特殊装置によるミニエマルジョン重合を利用したハイブリッド樹脂粒子は、単純な樹脂同士のブレンドとは異なる性質が期待出来ます。
機能性材料とポリマーを複合化などに利用出来ます。
ミニEm重合超音波ホモジナイザー |
様々な形態の粒子設計にも取り組んでいます。新規な技術で可能性が広がります。
カプセル粒子いろんなものが包める技術 |
中空粒子 |
エマルジョンをパウダー(紛体)化することで、取扱いを便利にすることが出来ます。
例えば、水が凍ってしまうような気温の低い環境でも保存が可能で、使用する際は水で再分散可能となります。
一般的に加工が困難な機能性樹脂もエマルジョン化することにより、比較的簡易にコーティング等が可能となります。
機械乳化技術いろいろな樹脂を強制的に乳化することができる |
顔料分散技術塗料用途、インクジェット分野への応用 |
転相乳化技術化粧品分野に応用 |